こんにちは!広報担当です!
10月に入って、木々が少しずつ色づいてきましたね🍂
紅葉スポットの情報が気になるこの季節、今日はそんな「木の色」にまつわるお話をしたいと思います。
紅葉と木材、一見まったく別の話のようですが……実はちゃんとつながっているんです!
なぜ葉は色づくの?
まず、紅葉の仕組みから。
夏の間、葉っぱが緑色に見えるのは「クロロフィル(葉緑素)」という成分が豊富に含まれているから。
ところが秋になって気温が下がってくると、このクロロフィルが少しずつ分解されていきます。
すると、それまで隠れていた「アントシアニン(赤)」や
「カロテノイド(黄・オレンジ)」といった別の色素が表に出てくる。
これが、あの美しい紅葉の正体なんです。
葉っぱは実は最初から赤や黄色を持っていた、というのがちょっと面白いですよね😄
では、木材の色はどこから来るの?
葉の色の話をしたところで気になるのが
「幹の色、つまり木材の色はどこから来るの?」ということ。
木材の色は主に「リグニン」という成分と、樹脂や抽出成分から生まれています。
リグニンは木に強度を与える成分で(8月のブログでも登場しましたね!)、
これが光や空気に触れることで木材特有の色味を作り出しています。
また、木の中心部分(心材)には樹脂や色素成分が蓄積されるため、
外側(辺材)よりも濃い色になりやすいのも特徴です。
スギの赤みがかった心材が美しいのも、まさにこの仕組みからきています。
樹種ごとに全然違う、木材の色の個性
木材の色は樹種によって本当に様々です。
これまでご紹介してきたスギとヒノキだけでも、
スギは赤茶色の心材と白っぽい辺材のコントラストが印象的で、
ヒノキはクリーム色から淡い黄白色のやさしい色合いが特徴。
同じ「木」でも、並べてみると全然違う表情をしています。
この色の違いが、インテリアの幅を広げてくれます。
温かみのある空間にはスギ、明るく清潔感のある空間にはヒノキ、というように
樹種の色を意識して選ぶと、お部屋の雰囲気づくりがぐっと楽しくなりますよ🌿
木は生きている間も、木材になってからも色が変わり続ける
面白いのは、木の色の変化は伐採後も終わらないということ。
生きている木は季節によって葉の色を変え
、木材になってからも紫外線や空気に触れることで少しずつ色が変化していきます。
木という素材は、ずっと「変わり続けている」んです。
紅葉を眺めながら、建物の中の木材たちも静かに色の旅を続けているんだなと思うと、
なんだか木への見方が変わりませんか?
私たちと木の色
私たちの工場で扱う木材も、一本一本色や木目が少しずつ違います。
まったく同じものがふたつとない、それも木材の魅力のひとつです。
素材の個性を大切に、お客様のもとへお届けできるよう、日々丁寧に向き合っています。
来月もまた、木や建築にまつわるお話をお届けできたらと思っています!
最後まで読んでくださって、ありがとうございました😊
