木材も日焼けする?紫外線と経年変化のお話
8月も後半に入り、まだまだ暑い日が続いていますね〜!☀️
毎日のように「今日も紫外線が強い」というニュースを見て、日焼け止めが手放せない季節です。
そんな紫外線対策に頭を悩ませているみなさん、実は木材も日焼けするって知っていましたか?
今日は意外と知られていない、木材と紫外線のお話をしていきます!
なぜ木材は色が変わるの?
新築のお家やウッドデッキが、数年経つと色が変わっているのを見たことはありませんか?
あれは汚れではなく、紫外線による変色がほとんどの原因なんです。
木材の中には「リグニン」という成分が含まれています。
これは木に強度と硬さを与えてくれる大切な成分なのですが、紫外線に当たると少しずつ分解されてしまいます。
この変化が木の表面の色に現れて、だんだん日焼けしたような色味に変わっていくんです。
私たちの肌が紫外線で日焼けするのと、仕組みはちょっと似ていますよね😄
樹種によって、変化の仕方が違う
面白いのは、樹種によって色の変わり方が少し違うこと。
これまでご紹介してきたスギとヒノキで比べてみると、
スギは赤みがかった美しい色合いが、時間とともに落ち着いたシルバーグレーや褐色へと変化していきます。
ヒノキは白っぽいクリーム色から、飴色のような温かみのある色へと変化していくことが多いです。
どちらも変化の方向は違いますが、
時間をかけて独自の表情が生まれていくのが木材の面白いところです。
経年変化は「味」——古材の美しさ
色が変わると聞くと、「劣化してしまうの?」と心配になる方もいるかもしれません。
でも実は、木材の経年変化は必ずしも悪いことではないんです🌿
古民家や古い神社・お寺の木材を思い浮かべてみてください。
長い年月を経て深みのある色になった柱や梁、シルバーグレーに変化した木塀……
どれも独特の風合いと存在感がありますよね。
最近は「古材」や「エイジング加工」された木材をあえてインテリアに取り入れるのもトレンドになっていて、
経年変化を「味」として楽しむ考え方がどんどん広まっています。
時間が作り出す変化を楽しめるのも、木材ならではの魅力だと思います。
屋外の木材はケアも大切
一方で、ウッドデッキや外壁など屋外に使われる木材は、
紫外線だけでなく雨風にもさらされるため、適切なケアがあると長持ちします。
木材専用の塗料やオイルを定期的に塗ることで、
紫外線や水分から木を守り、きれいな状態を保ちやすくなります。
「最近ウッドデッキの色が変わってきたな」と気になっている方は、
この夏のうちにメンテナンスを検討してみるのもいいかもしれません!
日焼けして味わいを増していく木材、なんだか人間みたいで愛おしくなってきませんか?😊
来月もまた、木や建築にまつわるお話をお届けできたらと思っています!
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。